朝の読書はコミティアの戦利品でキマリ！
やったね∩^ω^∩

実は、コミティアに行ったのは先日のコミティア100が初めて。
色々な思い出が出来ました。そう、色々な…（遠い目

今回の思い出で、もっとも自慢したいことは、釣巻和さんにサインをもらったことです！
わいわい！
水面座高校がほんとに面白くて面白くて以前ブログをぐわっと書いた私ですが、
そのぐわっていう感想を本人にお伝え出来たのも嬉しかったです。
あと、自分の高校が自慢出来たのが嬉しかったです（笑）

というわけで、今回は釣巻和さんが出していた「まき★もと」の感想です。

●「まき★もと」/雨花
私は基本的に頭空っぽの状態なんです。
唐突な書き出しですが。
面倒くさがりであまり考えながら生きてません。
だから頭空っぽにしても面白いなーって思える娯楽作品、
特に視覚的に出来、ぱっとわかるものが余計に面白いなって思うんです。
漫画が好きなのはそこに由来するんじゃないかな。

たまに頭空っぽにしていても面白いんだけど、
これちゃんと考えたらもっと面白いかもしれない！
という作品に出会うときがあります。
（普段全然考えて読んでないから）
もしくはちゃんと考えたい！と思える作品。
水面座高校は後者に当たるかなって思ってるんですが、
ちゃんと考えたい！って由来は、高校の文化祭に
思い入れがあったからという理由でした。

あーまた前置きが長くなってしまった。
さて、考えない私だって考えなければいけないときがあります。
設計だとかコンペだとかレポートだとか…etc
考えなければいけない極地に身を置かなければいけないときです。
私の場合、漫画に置いて、その考えなければいけない極地というのは、
漫画を描くという状況でした。

面白いストーリーを考えなければいけないのはもちろんなんですが、
表現方法は喋りでも文でも映像でもなく、漫画です。
ストーリーをどのように視覚的にぱっとわかりやすくして、
すんなりと面白いストーリーをちゃんと面白く見せることが出来るのか、
考えなければいけない状況に立たされ、ようやく意識して面白い漫画
を読むことにしました。

いやー発見の連続で楽しかったです。
その発見のアウトプットという形で、漫画の構成を考えるのも楽しかったです。

はーさてさて…本題に参りましょう。
「恋愛お題ったー」で出てきたお題を元にした、とりとめのない文章を
短編漫画にしたものがこの本になっています。
お題はずばり「まき★もと」
「つりまきのもと」が転じたこの本は、釣巻和さんがある単語に対し、
どのようなストーリーや場面を作り出したかを漫画と文章の両方で楽しめます。

4pの短編漫画が4本収録されていますが、
「お題」「漫画」「とりとめのない文章」という順に構成されています。
この構成のなにが素敵かって、文章が漫画を分かりやすく説明するものにならず、
漫画をわかる！に導くようになってることだと思うんです。

また、長々と前置きにも書きましたが、
漫画をどう見せればいいか、と考えながら読む面白さが得やすい本だと思います。
だって、つまり、「とりとめのない文章」って、そのまま「文字ネーム」ってことですよ！
みんなが！読みたいと切望してる！ネーム！の一部！なわけですよ！！！
面白いですよ！ていうか、やっべー脳汁出ちゃうー！ですよ！

はぁそれにしても、細部にもキュンとなるような心配りがされていて、
それもまた釣巻和さんの描く、作る作品って素敵だわ…って思ってしまいます。

あーＥＳ描かなきゃいけないけど、もう一回読もう…